カテゴリ:学校行事
令和6年度2学期終業式 校長挨拶
皆さん、今日で2学期も終わります。
先日、ある授業の始めにプレゼントの話をしていました。プレゼントにまつわる話を皆さんに紹介します。有名な話なので、読んだことがある人もいるかもしれません。
アメリカに、ある貧しい夫婦が住んでいました。収入は僅かで、クリスマスが間近に迫っているのにほとんどお金を持っていませんでした。なんとかお互いにプレゼントを買えないものか、と夫婦は考えていました。
夫は祖父から父へ、そして父から自分へと受け継がれた金時計を持っていました。また、妻の長い髪の毛はとても美しく、それらは夫妻がそれぞれ持っている唯一の誇るべきものでした。しかし、クリスマスプレゼントを買うお金をつくるために、夫は金時計を質屋へ、妻は美しい髪の毛をかつらを作る業者に売ってしまいました。
誇るべきものを売って手に入れたお金で、夫は妻が欲しがっていた鼈甲(べっこう)のくしを、妻は夫の金時計につける鎖を買いました。しかし、プレゼントしたときには夫の時計はなく、妻にはくしで留めるだけの髪の毛がなかったので、お互いのプレゼントは無駄なものになってしまいました。
これは、アメリカのオー・ヘンリーという作家の短編集の中にある『賢者の贈り物』という話です。登場した二人は、自分が持っていた最も大切な宝物を売って、お互いのために贈り物を手に入れました。しかし、その贈り物は結果として、無駄なものとなってしまいました。皆さん、この二人はどんな気持ちだったと思いますか。本当に無駄なものとなってしまったのでしょうか。
また、今週、あるニュースに衝撃を受けました。春日部市の15歳の中学3年生が闇バイトで逮捕されました。理由は「クリスマスに遊びに行く金が欲しかった。」と語ったそうです。
冒頭の貧しいがお互いを思いやる気持ちを持っている二人と短絡的で行動で犯罪に手を染めてしまった中学生、余りにも対照的な話ですが、「お金」、「物」、そして、「幸せ」って何だろうということをこの冬休みに少し考えてみてください。
令和6年12月20日(金)
校長 渡辺 秀行
共に走り、感動を分かち合いました!
本日、マラソン大会が開催されました。
体育の授業で練習を重ねてきた成果を
発揮しようと、生徒たちは懸命に
コースを駆け抜けました。
上尾南高校の生徒と本校の生徒が
一緒に走り、互いを励まし合いながら
ゴールを目指していました。
最後まで走り切った生徒はもちろん、
まだコースに残っている仲間を応援する
姿も見られ、生徒たちの温かい心が
伝わってくる大会となりました。
今回のマラソン大会を通して、
生徒たちは体力向上だけでなく、
仲間との協力や最後までやり抜く
ことの大切さを学びました。
保護者会へのご参加ありがとうございました。
本日はお足元が悪い中、
保護者会にご参加いただきまして
ありがとうございました。
後期の行事予定の説明や
生徒たちの学校生活の様子などを
お伝えさせていただきました。
日頃教育活動へのご支援・ご協力ありがとうございます。
今後も保護者の皆さまと
生徒たちの生き生きとした姿を見守りながら、
共に成長を支えていきたいと考えております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
入学選考説明会が行われました
本日、入学選考説明会が行われ、
多くの方にご参加していただきました。
主に事前相談や入学選考の説明などを
させていただきました。
多くの方が本校に興味をもっていただき、
出願を検討していただいておりますこと、
嬉しく思います。
次回の入学選考説明会は
10月24日(木)と11月9日(土)です。
本校への出願を検討されている方は、
ぜひご参加ください。
前期最終日 全校集会
本日、前期最終日の全校集会が行われました。
各学年の学年主任の先生からは、目標を言葉にすること・
その目標に向かって努力すること・ポジティブな言葉を使う
ことの大切さについて話がありました。
また、生徒会長からは、3学年が揃い、3年生が卒業する
前に全学年で形に残る作品作りをしたいという提案が
ありました。
明日から後期が始まります。
学年主任の先生のお話と生徒会長のメッセージを心に留め、
後期の学校生活を充実したものにしていきましょう。