令和5年度2学期終業式 校長挨拶
みなさん、おはようございます。
2学期も本日で終了し、明日から冬休みとなります。
みなさん、この学期は充実した生活を送ることができたでしょうか。
今学期は、みなさんの頑張る姿を多く見ることができました。
一つ目は、行事で頑張る姿です。
今学期は、文化祭で行った食品販売やモルックやボッチャ、
校内マラソン大会や特別支援学校のサッカー大会で
みなさんが頑張る姿を見ることができました。
二つ目は、実習で頑張る姿です。
学年が上がるごとに実習内容が難しくなり、
企業への実習なども多くなりますが、
一人ひとりが頑張る姿を見ることができました。
三つ目は、授業で頑張る姿です。
2学期に授業観察でみなさんの姿を見ていますが、
一人ひとりが協力し、将来を見据え、
授業を行うことができるようになっています。
さて、埼玉県の教育長を以前、務められていた
関根郁夫先生が浦和高校の校長のときに、
生徒に対して、「三兎追え」と指導をしていました。
本来は、「二兎追うもの、一兎得ず」という諺があり、
「二羽の兎を捕まえようとすると、一羽の兎も捕まえることができない」
という意味です。
浦和高校は埼玉県でナンバー1の公立高校です。
浦和高校の生徒たるもの、勉強、部活動、学校行事の
3つとも頑張るように生徒に対して、
「三兎追え」と指導をしていたそうです。
上尾南分校の生徒のみなさん、この冬休みに
1学期・2学期の生活を振り返り、
できたこと、できなかったことを確認し、
3学期に臨んでください。
そして、浦和高校の生徒のように複数の目標を設定し、
自らを高める努力を忘れないでください。
3学期にみなさんが充実した表情で登校することを期待しています。
令和5年12月21日(木)
校長 渡辺 秀行