令和6年度修了式 校長挨拶
皆さん、本日で令和6年度も終わり、春休みとなります。
今学期の始業式に『2年生の皆さん、3学期は3年の0学期と呼ばれています。
3年生になってから慌てることなく、社会へ出る準備をしっかりしてください。
1年生の皆さん、3か月後には、後輩が入学してきます。
彼らは君たちを見て、色々なことを学んでいきます。
分校生としての自覚を持って、一つ一つ行動してください。』と言いました。
どのように生活したでしょうか、しっかりと準備し、充実した生活を送ることができたでしょうか。
さて、皆さんは「守破離」という言葉を聞いたことがありますか。
能の世阿弥の言葉とも、茶道の千利休の言葉とも言われていますが、共通しているのは
「守」とは師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身に付ける段階。
「破」他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階、
「離」は一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階
分校での3年間を1年生は「守」、2年生は「破」、3年生は「離」と無理やり三段階に割り振るのは無理があると思います。
一人ひとりに考えて欲しいのは、今、自分が守破離のどの段階にあるのか、それぞれが自分を見つめ、ステップアップしてください。
令和7年3月21日(金)
校長 渡辺 秀行