令和4年4月、上尾南高等学校内に開校した高校内分校です。
埼玉県立上尾特別支援学校(知的障がい)の高等部分校として設置されています。
県立高等学校の施設、敷地内に設置されている、
知的障害特別支援学校高等部の分校です。
職業教育に重点をおきつつ、教科学習にも取り組みます。
卒業後は企業への一般就労を目指します。
・知的障害のある方
・自力での通学が可能な方
が対象となります。
定員は16名(1学年2学級)で、入学選考を行います。
通学区域は定めず、県内全域から通学することができます。
また、県立高等学校内で学ぶため、
高校生と共に学び、活動する「インクルーシブ教育」の推進にも
取り組んでおります。
「地元の学校で学び、就職を目指したい」
と考える方のニーズに答えていきます。
「キャリア教育を推進し、豊かに生きる力を育てる学校」を目指します。
職業の授業や現場実習だけでなく、
すべての教育活動がロジカルに機能するキャリア教育を推進しています。
また、分校の教育目標として
「自分をみつけ、共に学び、未来へつなぐ」を掲げています。
生活に根差した、実生活に役立つ教科学習や、
ひとりひとりのニーズに寄り添った自立活動を展開し、
生徒同士が学びあうことで企業就労・社会貢献に繋げていけるよう指導・支援を行います。
作詞・作曲:令和4年度校歌選定委員会
【校歌の制定まで】
校歌には学校についての理解を深めるとともに連帯感や一体感、愛校心を育む機能がある。
令和4年11月、開校当初からの念願であった分校独自の校歌を作ろうという機運が高まる中、分校生徒の実態からも学校生活の指針となる「分校歌」の制定の必要性が確認され、有志の職員が中心となり、分校歌の作成計画が始まった。
教育目標の「自分をみつけ、共に学び、未来へつなぐ」のもと、開校初年度の苦悩や喜び、そして子供達をよく知っている教職員が中心となり、作成を進めることとなった。作成を進めるにつれて、上尾南分校のたゆみなく進む子どもたちの姿と、校舎を共にする上尾南高等学校への想いを折り込んだ分校歌を作るため、多数の意見が集まってきた。
令和5年2月、校歌選定委員会を立ち上げ、作詞は選定委員であった岡村正昭先生が担当し、作曲は同じく制定委員で音楽科であった星俊太郎先生と田中淳美先生が担当することとなった。自立へ向け力強く歩みを進める生徒の姿を歌詞に折り込み、上尾南高等学校の校歌の曲調に倣った伴奏とすることで、両校が手を携え、共に生きていくことを願う分校歌が、こうして完成した。
令和5年4月10日、第2回入学式にて披露され、以降も上尾南分校を象徴する歌として親しまれている。
埼玉県立上尾特別支援学校上尾南分校(以下、本校)は、障害のある生徒とない生徒が共に学ぶ機会の拡大を図るとともに、特別支援学校の生徒増に伴う教育環境の整備を進めること等を目的として、上尾特別支援学校の高校内分校(上尾南高校)として、令和4年4月に開校しました。
本校は、知的障害のある生徒を対象とした特別支援学校で、今年度は29名(1年生:16名、2年生13名)の生徒が在籍しています。
目指す学校像 「キャリア教育を推進し、豊かに生きる力を育てる学校」
学校教育目標 「自分をみつけ、ともに学び、未来へつなぐ」
目指す生徒像 「礼儀 自らあいさつができる生徒」
「誠実 何事にも真剣に取り組み生徒」
「信頼 他人から信頼される生徒」
「貢献 自らすすんで地域や社会に貢献できる生徒」
以上の教育目標等を具現化するためにも、机上で学ぶことだけではなく、体験型の学習や企業等での活動を通じ、貴重な経験を積み重ねていきます。また、上尾南高校の生徒の皆さんとの交流をはじめとする、インクルーシブ教育により、生徒たちが将来に向かって自立し、しっかりと社会に参加していくことを目指しています。
そのためにも、本校教職員が一丸となって、適切な指導・支援を行ってまいります。まだ、開校2年目の若い学校となります、保護者の皆様、地域の皆様、そして、県民の皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
上尾特別支援学校長 渡辺 秀行
※出発地、時刻等を入力の上、ご活用ください。
■JR高崎線 上尾駅 西口より
a.東武バス(平方・川越面)約7分
→「UDトラックス前」下車 徒歩約20分
b.市内循環バス「ぐるっとくん」
(大谷循環・日産先回り)約13分
→「上尾南高校前」下車 徒歩約3分
c.市内循環バス「ぐるっとくん 」
(大谷循環 ・戸崎先回り)約22分
→「上尾南高校前」下車 徒歩約3分
d.自転車約15分
■JR高崎線 宮原駅西口より
→自転車約15分
■JR埼京線 日進駅・西大宮駅より
→自転車約15分
■JR 大宮駅西口より
・東武バス(平方面)約25分
→「運輸支局前」下車 徒歩約22分